酷似
これは。。
我が子が福神である可能性が出て来た。
それなのに撫でるべき足の裏には注射ばかりを刺しています(新生児の採血は足の裏から行うそうな)。
ビリケンさん
細君から送られてきたLINEの↑を見てひととおり笑った後、そもそもビリケンさんて何なんよと調べたらいろいろと意外な出自でした。
元々は1908年にアメリカ合衆国の芸術家フローレンス・プリッツが制作した像で、彼女が夢の中で見た神秘的な人物の姿がモデルになっているという。これが「幸福の神様」として世界中に流行した。
いきなりびっくり。まさかのアメリカ生まれでした。
わたくし大阪出身ですが、普通に新世界・通天閣の下で捏造さ作られた神様かと思っていました。
現在、アメリカではセントルイス大学のマスコットになっており、大学に属するすべてのスポーツチームが "ビリケンズ" を名乗っている
ほほぅ。。。
あのビリケンさんのビジュアルで屈強なアメフト部員やホッケー部員たちを想像するとなかなか愉快な気持ちになりますね。
セントルイス大のスポーツ学生たちは納得しているんだろうか。
100年以上の歴史を持つそんなビリケンさん、現在は公式サイトを持ち、Twitter(認証済みアカウント!)やFacebookなどの SNS もこなす情報強者のようです。完全手動っぽいツイートが微笑ましいです。
いやはや今日もどうでもいい知識が増える。
ガッツと笑顔
うちにはビリケンさんがやってきたが、多くの家庭にはガッツか鶴瓶のどちらかがやってくるらしい。なるほどたしかに鶴瓶はビリケンに似ている(Wikipediaにもあった)。
この日(生後5日)、細君は初めて我が子のギャン泣きの原因がわからず、途方に暮れて、「結構、精神が灰になった」そうだ。同世代のママ友からさまざまな話を仕入れた予測において、「私もそのうち途方に暮れて泣くのだろう」と悟ったらしい。
出産のテンションと脳内麻薬が切れて、疲れを認識するとともに、将来の激務が具体的に見えてきたのだと思う。
まだ「家のこと」が何もない入院中でもそうなのか、と少しだけ僕も衝撃があった。
産科の先生がやってきて、「だいたい今頃がお母さんのへばってきてるピークなんですよ」という言葉には、救いを見たが。
世の多くの旦那さんは「うちは大丈夫」と思っていたのだろうし、僕も思っている。
それでもたぶんいつか何らかの大きな変化がやってくる。そのときどう対処するのが正解かなんて今からわかるはずもないし、もしかしたらできることは何も無いのかもしれないけど、
待ち合わせの時間に笑顔がやって来なかったとしても、焦る必要はない。
彼は少し到着が遅れているだけだ。必ずあなたのもとへやってくる。
それを話してあげて、新米パパも一緒に泣き笑う努力をしようと思います。
幸いにしてビリケンさんはすでに我々を笑顔にしてくれているのだし。
この日の気持ちを忘れなければきっと大丈夫だろう。